ちょっと政治が気になる主婦のつぶやき

海外のニュースや国内ニュースなどを見て、思ったことをつぶやきます。たまに趣味についてもつぶやくかも。

マタハラ訴訟。

こんな報道がありました。


TBS系(JNN) 10月22日(木)19時18分配信 リンク先に動画 
http://headlines.yah...22-00000033-jnn-soci 
★1の時間 2015/10/22(木) 19:38:03.16 
http://daily.2ch.net...newsplus/1445654602/ 
 22日午後、厚生労働省で1人の母親(34)が妊娠、出産、育休を機に職場で不当な扱いを受けたと訴えました。 

 「この裁判は女性が育児をしながらでも安心して働き続けるための裁判です」(マタハラ被害を訴える女性) 

 この音声は、去年9月に録音されたものです。 

 「保育園が見つかったので週5日正社員として、また復帰できればと思っているしだいです」(女性・去年9月) 

 「産休明けだから、お子さんがいらっしゃるから、 できるかぎり優遇するんですというようなルールは組み込まれていない」(上司・去年9月) 

 女性は、都内で語学教室などを運営する会社で正社員として英語の講師をしていました。 
育休明けに契約社員になりましたが、再び正社員に戻してほしいと会社側に訴えていたのです。 

 「復帰をされるとすると、他の社員の方と同じ働き方ができるということが条件なんですね。 
そこがしっかり担保できないと週5日の正社員としては無理ということで、その合意ができないから、 
今、週3日がある」(上司・去年9月) 

 「いや、え〜と・・・できるかぎり頑張ろうとは思っています」(女性・去年9月) 

 「頑張ろうじゃないんだ」(上司・去年9月) 

 さらに、別の日には、上司の男性から働きながら育児をすることに否定的ともとれる言葉も・・・ 

 「俺は彼女が妊娠したら、俺の稼ぎだけで食わせるくらいのつもりで妊娠させる」(上司・去年9月) 

 訴状などによりますと、女性はおととしの出産後、育休を取得。娘を預ける保育園が見つからなかったことから、 
育休明けに契約社員に契約を変更しました。 

 会社側から事前に示されていた資料では、正社員への契約変更が前提と書かれていたということですが、 
その後、女性が正社員への復帰を求めても会社はこれに応じず、先月、契約が切れ、雇い止めにあいました。 
そして22日、会社に対し、正社員への復帰や慰謝料などを求めて東京地裁に提訴したのです。 

 「法律のプロである社労士から 『退職』という言葉を出されたり、 
『子どもが熱を出したからという理由で早退や休んだりできない』、本当に何度も何度も諦めようと、 
その方がずっと楽だと。子どもを産まず職場を離れることがなければ、こんなことにもならず、 
仕事を全うしていたかと思うと、私はなんてひどい母親なんだろうと、自分は何度も責めました。 
子どもは、やはり女性のキャリアにとって邪魔なものであってはならないはずです」(マタハラ被害を訴える女性) 
(22日17:53) 

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最近は妊婦様やマタニティマークに対しての風当たりが強いですね。
一部の横柄な妊婦様のせいで、他の妊婦さんが迷惑してる印象を受けます。
そして、育休明けのお母さんも同じく。
どこの会社にもやはり、子供を免罪符にしちゃう人がいるものです。
私にも子供がいますが、子供がいるから余計に仕事では同僚に迷惑をかけないようにしていました。
学校行事に参加するための休みをもらうために、土曜日や日曜日の行事のない日は出勤する。
朝はなるべく早く起きて子供の様子を見て、もし熱や体調不良があれば少し離れた場所に住む姑に保険証と子供を預けて病院に行ってもらう。
午前中に診断結果を聞いて次の日の勤務をずらしてもらったり、もらわなかったり。
病児保育にも登録していました。
子供にとっては可哀想だったと思います。
だけど、同じ給料で同じ条件で働いている同僚に、子供がいるからと自分が休むことで仕事を押し付けてしまうのが申し訳なかった。
できない仕事なら初めから引き受けないし、引き受けたからにはきちんとやらなければ。
それが働くということではないでしょうか。

みんなと同じには働けないけど、待遇は同じがいいの!子供がいるんだから仕方ないよね!私が休んだらちゃんとフォローしてね!会社なんだからそこんとこちゃんとしてよね!

なんて、そんなことがまかり通ってしまったら会社なんて成り立ちませんよ。

上の記事の上司、まさか録音されるとは思ってなかったでしょうけど、言ってることはごく正論だと私は思います。
裁判になればきっと言葉尻を捉えられて不利になるんでしょうけど…一般の会社員の常識で考えれば、そもそもこんなことで裁判するなんてあり得ない。
権利を受けるには義務を果たさないといけないのは当たり前。
週5日働けないから正社員にはなれない、それも当たり前だと思います。

さて、この裁判はどうなることやら…
裁判の結果によっては、出産適齢期の女性はさらに風当たりが強くなりそうです。