マイナンバー制度。
平成27年10月からから通知、平成28年1月からは社会保障、税、災害対策の行政手続きにマイナンバーが必要になります。
マイナンバーは行政を効率化して国民の利便性を高め、公平・公正な社会を実現する目的で導入されました。
でも、皆さんご存知でしょうか?
ついこの間までの報道といったら、
「マイナンバーで副業がバレちゃう!」っていう内容のものばかりでした。
お年寄りから赤ちゃんまで、国民全員を12ケタの番号で管理する「マイナンバー」の通知が10月から始まり、来年1月から国や地方自治体が持つ個人情報が番号で結びつくようになる。企業向けの研修が連日大盛況になるなど、社員のナンバーを管理することになる経営者たちは準備に躍起だ。夜の繁華街などにも影響は広がっている。
京都・祇園のクラブの男性経営者は「昼間の仕事をしながらうちのクラブでバイトをしている女性たちが『副業がばれてしまう』とみんな戦々恐々としている」と打ち明ける。
クラブの経営者がホステスに報酬を支払う場合、報酬から一定割合を所得税として天引きする「源泉徴収」が義務付けられている。ホステスの側は天引き後の報酬から衣装代などの必要経費を差し引いた所得を計算して確定申告する。
ただ、大阪・北新地で20年以上クラブを経営する女性は「職場に夜の副業がばれるなどの理由でまともに確定申告している人は珍しい」と打ち明ける。店側も実在しない女性の名前で源泉徴収するなどホステスの所得がわからないよう配慮することが少なくないという。
2017年1月から「源泉徴収票」へのマイナンバーの記入が必要となる(中途退職者は16年1月から)。繁華街の事情に詳しい国税局OBの税理士は「国税局などが報酬を得ているのに確定申告をしていないホステスを把握しやすくなる。一方、そもそも源泉徴収をしないなど違法なクラブが増える可能性がある」と指摘する。
※一部抜粋、続きはソースで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000022-asahi-soci
こんな感じの。
いやいや、それって今までルール守ってなかったってことですよね…って思うのは私だけ?
お金の流れを透明にすること自体、何が問題なんでしょう。
結局、困る!って言ってる人達は、今まで税金をごまかしてきた人達ですよね。
普通に生活してきた普通の人達にとっては、多くの恩恵が受けられるはずです。
あんまり一部のデメリットばかり報道するのはどうかと思いますが。
個人情報の流出に関してはまだまだ不安視される声も多くありますし、なにせ大きな変化ですから至るところでトラブルの予感もしますね。